第337回彩の国シネマスタジオ 埼玉会館小ホール(JR浦和駅)

©2022 VENDÔME FILMS – ORANGE STUDIO – APOLLO FILMS

『ふたりのマエストロ』

【日時】4月11日(金)

10:30/14:30/18:30

※本作はPG12となります。

 

 ★アフターセミナー開催 14;30の回終了後

  ゲスト:中村 真文 さん(作曲編曲家、指揮/演奏家、

      ホルン/トランペット講師、音楽理論講師、

      株式会社フリージョイ管理本部長)

   

 

息子が父を超えるとき、何を想うのか

見たことのない圧巻のエンディングに拍手喝采!

『コーダ あいのうた』製作陣が贈る、ふぞろいな家族の再起に心打たれるーーー

 

 

最悪の不協和音は、やがて圧巻のフィナーレへ――!

 

父も息子も、パリの華やかなクラシック界で活躍する指揮者の親子。父のフランソワ・デュマールは、輝かしいキャリアを誇る大ベテラン。息子のドニ・デュマールも指揮者として才能を発揮し、今や飛ぶ鳥を落とす勢い。ある日、父へ一本の電話が。それは夢にまで見た世界最高(ミラノ・スカラ座)の音楽監督就任の依頼だった。家族全員が父の快挙を祝福するが、息子の表情は険しい。父と息子の間には、不協和音が鳴り響いているのだ。翌日、ドニにスカラ座の総裁から呼び出しが。なんと父への依頼は"デュマール違い”で、息子への依頼の誤りだったことを告げられる。ドニは浮き足立つ父に真実を伝えなければいけない苦渋の選択を迫られる

 

 

 

 

父と息子は渾身のタクトで自らの音楽を再び輝かせる!

 

主人公ドニを演じるのは「ぽくの妻はシャルロット・ゲンズブール」で実生活でも夫場であるシャルロットと共演・監督を果たしたイヴァン・アタル。ピエール・アルディティやミュウ゠ミュウなどフランスを代表する名優たちが家族の葛藤を見事に描き出す。数々の名曲が親子の対峙と再起の物語を彩り、世界最高峰くミラノ・スカラ座)の豪華絢爛、大迫力の熱い演奏シーンは必見!初めて二人が親子として向き合った時、誰も見たことのない驚きのステージが生まれる!

 

監督:ブリュノ・シッシュ出演:イヴァン・アタル ピエール・アルディティ ミュウ゠ミュウ キャロリーヌ・アングラーデ パスカル・アルビロ ニルス・オトナン=ジラール

2022/フランス/原題:MAESTRO(S)/88分/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:松岡葉子/

配給:ギャガGAGA★/宣伝協力:ミラクルヴォイス

 

 

 




第338回彩の国シネマスタジオ 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール(JR与野本町駅)

© 2020 picomedia srl digital cube srl nowhere special limited rai cinema spa red wave films uk limited avanpost srl.

『いつかの君にもわかること』

【日時】4月16日(水)~4月20日(日)

10:30/14:30 

★アフターセミナー開催 4月15日(土)14;30の回終了後

 ゲスト:押場 靖志 さん(イタリア映画研究/イタリア語教師)

 

INTRODUCTION

ヴェネチア国際映画祭4冠の『おみおくりの作法』監督最新作!

米映画批評サイト Rotten Tomatoes 満足度100%!(※2022/12/1時点)

余命わずかなシングルファーザーが息子に遺す<新たな家族>とは――

 

実話から生まれた希望と感動の物語

 

世界中の映画祭で絶賛され、日本国内でもわずか1館での公開から最終的に100館を超えて異例のロングラン大ヒットを記録した『おみおくりの作法』(13)。孤独死した人たちの弔いを仕事とする几帳面な公務員の半生を、温かい眼差しと独特のユーモアを織り交ぜて描いた物語は多くの人の心に深い感動を呼び起こし、日本でも阿部サダヲ主演で今年、『アイ・アム まきもと』(22)としてリメイクされ話題を集めるなど、今なお愛され続けているヒューマンドラマの傑作だ。その生みの親である名匠ウベルト・パゾリーニの待望の最新作では、余命宣告を受けたシングルファーザーが、自分が亡き後に息子が一緒に暮らす“新しい家族”を探しに出かける。『おみおくりの作法』同様、監督が実際の記事から着想を得たという物語は、非常にシンプルなアプローチながら力強く紡がれた父子の絆が、ヴェネチア国際映画祭をはじめ世界中で共感の嵐を巻き起こし、米映画レビューサイトRotten Tomatoesでは驚くべきことに100%フレッシュ!を叩き出した。「生」と「死」という普遍的なテーマから新たに誕生した『いつかの君にもわかること』が、2023年、日本中を優しい涙で包み込む──。

 

STORY

窓拭き清掃員として働く33歳のジョンは若くして不治の病を患い、残された余命はあとわずか。シングルファーザーとして男手ひとつで4歳のマイケルを育ててきた彼は、養子縁組の手続きを行い、息子の“新しい親”を探し始める。理想の家族を求め、何組もの“家族候補”と面会をするが、人生最大の決断を前に進むべき道を見失うジョン。そんな彼は、献身的なソーシャルワーカーとも出会い、自分の不甲斐なさに押しつぶされそうになりながらも、息子にとって最良の未来を選択しようとするが……。

 

監督・脚本:ウベルト・パゾリーニ

出演:ジェームズ・ノートン、ダニエル・ラモント、アイリーン・オヒギンス

2020年|イタリア、ルーマニア、イギリス|英語|95分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:Nowhere Special |字幕翻訳:渡邉貴子

提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ


第339回シネマスタジオ蕨 蕨市民会館 コンクレレホール(JR蕨駅)

©2024映画「あまろっく」製作委員会

『あまろっく』

【日時】4月25日(金)

10:30/14:30 

 

関西出身の豪華キャストで贈る、笑えて、ホッとして胸に迫る、人生参加!

 

義母はまさかの20歳!?

39歳実家暮らしの娘に、お父ちゃんが再婚宣言!

嚙み合わない共同生活に、この家族どうなる!?

巨大な関門・尼ロック”によって水害から守られている街・尼崎。

理不尽なリストラで失業し、この街に戻ってきた39歳の近松優子はニートのような日々を送っていた。ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」がログセの能天気な父が突然、再婚すると言い出し、20歳の早希を連れてきた!家族だんらんを夢見る早希と、自分よりずっと年下の“母”の登場に戸感う優子の共同生活は噛み合うはずもなく、一家は騒動の連続。しかし、ある悲劇が近松家を襲い、優子はこれまでの人生を振り返り、家族の"本当の姿”に気づいていく。

 

 

 

江口のりこx中条あやみW主演&

笑福亭鶴瓶が、“家族に!

兵庫県・尼崎を舞台に年齢も性格も異なる”ツギハギだらけ”の家族を描く物語。ドラマ、映画と出演作の続く江口のりこ、中条あやみが年齢の離れた”娘”と”母”を演じるほか、街の“尼ロック”の如く、家族を見守る父を笑福亭鶴瓶が演じる。本作が長編映画第二作目となる中村和宏が監督を務め、ユニコーンが主題歌「アルカセ」を書き下ろし!家族に感じる”めんどくさい”が笑いと楽しさに変わり、そしてグっとくる”ご実家ムービー"がついに開幕!

 

 

尼崎を守る「尼ロック」とは?

兵庫県尼崎市にある尼崎閘門(あまがさきこうもん)。英語で閘間はLockGate(ロックゲート)

であることからにロックという愛称で呼ばれる。船船が通

 

航できる巨大な閘門で、尼崎市の「0メートル地帯」に海水が流れ込むのを防いでいる。

 

 

■出演:江口のりこ 中条あやみ/松尾諭 中村ゆり 中林大樹 駿河太郎 紅壱子 久保田磨希 浜村淳/後野夏陽 朝田淳弥 高畑淳子(特別出演) 佐川満男/笑福亭鶴瓶

■監督・原案・企画:中村和宏  ■脚本:西井史子

■主題歌:「アルカセ」ユニコーン Sony Music Labels Inc./ Ki/oon Music

 

 

 




第340回彩の国シネマスタジオ 埼玉会館小ホール(JR浦和駅)

©2020 Third Man Films Pty Ltd.

『チーム・ジンバブエのソムリエたち』

【日時】5月9日(金)

10:30/14:30/18:30

 

 

ワインのない国からやってきた難民たちが、世界最高峰のブラインド・テイスティング大会に出場!?

“チーム・ジンバブエ”のありえない挑戦を描く、ワイン版「クール・ランニング」

 

“ワイン真空地帯"のジンバブエ共和国から、4人のソムリエが「世界ブラインドワイン・テイスティング選手権」に初参戦する珍事が起きた。ジンバブエから南アフリカに逃れた難民かっ黒人の“チーム・ジンバブエ”を迎え撃つのは、“神の舌を持つ”23カ国の一流ソムリエたち。先進国の白人が多数を占めるスノップな世界に、故郷ジンバブエの威信をかけて乗り込んだジョゼフ、ティナシェ、パードン、マールヴィン。クラウドファンディングの支援を受けてワインの聖地フランスのブルゴーニュにたどり着いたものの、限られた経費で雇ったコーチは久し振りの晴れ舞台で大暴走。浮き足立つ“チーム・ジンバブエ”の波乱に満ちたスリリングなワインバトルの結末はいかに!?

 

 

トップソムリエたちのプライドが火花を散らす選手権会場の内幕にカメラが潜入!

トライベッカ映画祭ほかで観客賞を受賞した限界突破のドキュメンタリー

 

“チーム・ジンバブエ”を追いかけるのはワインビジネスの真実を暴いた衝撃のドキュメンタリー「世界一美しいボルドーの秘密』(13)の制作チーム。丘陵地帯に広がる美しいブドウ畑やヨーロッパの有名産地を訪れ、100本近くのワインをテイスティング。肉体には過酷でも心を豊かにするワイナリーツアーにカメラは密着。緊張高まるテイスティング選手権本番では、ソムリエたちの生の声やトラブルも遠感なく捨いあげる。家族、そして祖国への想いを胸に秘めた新参者"チーム・ジンバブエ"の挑戦がワインの世界と、彼らの人生に奇跡を起こす!

 

 

監督:ワーウィック・ロス「世界一美しいボルドーの総密」、ロバート・コー2021年|オーストラリア映画|英語・ショナ語・仏語|ビスタ15.1ch | 96分|原題:Blind Ambition 6分|原』:Blind Ambition |日本国字幕:横井和子|後援:ジンバブエ共和国大使館/一般社団法人日本ソムリエ協会  提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム ©2020 Third Man Films Pty Ltd

第341回彩の国シネマスタジオ 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール(JR与野本町駅)

©2021 STUDIOCANAL SAS CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION

『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』

【日時】5月21日(水)~5月25日(日)

10:30/14:30 

 

★アフターセミナー開催 5月124(土)14;30の回終了後

 

 ゲスト:氏家 理恵 さん(聖学院大学 人文学部 欧米文化学科 教授)

 

 

夏目漱石にも影響を与え、英国で爆発的な人気を博したネコ画家ルイス・ウェイン 彼を守り続けた妻と猫との愛の物語

 

19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで大人気だったイラストレーター、ルイス・ウェイン。夏目漱石の「吾輩は猫である」に登場する、絵葉書の作者だとも言われている。彼が描いたネコは、愛らしくてコミカル、生き生きとしたタッチで今にも絵から飛び出してきそうなものばかり。

 

そんな絵を残したルイス・ウェインとは、どんな人物だったのか?ネコを描き始めたきっかけと理由とは?そこには、周囲からの大反対のなか結婚し、3年後にこの世を去ってからも、その愛で夫を生涯守り続けた妻エミリーと、親友であり人生の師でもあるネコのピーターとの物語があった。

出演は、ベネディクト・カンバーバッチ(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)、クレア・フォイ

(『ファースト・マン』)。監督は、俳優・監督としても、その才能が注目されている日系英国人のウィル・シャープ。

たとえ命が尽きても、愛は残された者と共に生き続けるー

ーその美しくも貴い真実を観る者に信じさせてくれる、優しく温かな愛の物語が誕生した。

 

 

イギリスの上流階級に生まれ、父亡きあと一家を支えるためにイラストレーターとして活躍するルイス。妹の家庭教師エミリーと恋におちた彼は、大反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは未期ガンを宜告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために彼の絵を描き始めるルイス。深い絆で結ばれた3人”は、残された一日一日を慈しむように大切に過ごしてゆくが、ついにエミリーがこの世を去る日が訪れる。以来、ピーターを心の友とし、ネコの絵を猛然と描き続け大成功を手にしたルイスは、やがて

「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言楽の本当の意味を知るーー。

 

原案:サイモン・スティーブンソン 脚本:サイモン・スティーブンソン ウィル・シャープ 監督:ウィル・シャープ

出演:ベネディクト・カンバーバッチ クレア・フォイ アンドレア・ライズポロー トビー・ジョーンズ and オリヴィア・コールマン(ナレーション)

 

提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ 【2021年/イギリス/英語/111分/カラー/ 5.1ch /スタンダード/原題:The Electical Life of Louis Wain/字幕翻訳:岩辺いずみ】

 

 



【シネマスタジオとは?】

NPO法人埼玉映画ネットワーク主催の映画上映会。

各会場とボランティアスタッフのサポートのもとで定期的に映画上映を行い、身近な場所で世界の多様な作品を観られる場所と機会を提供しています。

 

【当上映会のシステム】

当日券・回数券のみ/お支払いは現金のみ/全席自由/各回入替制

◎チケットは各回上映分を9時30分より販売開始(当日券のみ)

 ※会場や作品によって例外があります。詳細はホームページ・チラシ・各種SNSにてご確認ください。

 

【料金・サービスのご案内】

一般1,100円/小中高生600円(要学生証)

回数券

 11枚つづり11,000円。切り離し利用可。3年間有効。

スタンプカード(チケット兼用)

 鑑賞した映画の作品名のスタンプを押します。10個集めると1回無料で鑑賞できます。

 鑑賞履歴にもなります。

特別興行の場合、料金が変わる場合がございます。

 

【上映会場】

詳しくはコチラ

①彩の国さいたま芸術劇場(JR「与野本町駅」)

②埼玉会館(JR「浦和駅」)

③蕨市民会館(JR「蕨駅」)

 

【アフターイベント】

◎3種類のアフターイベントを実施!

 「アフタートーク」映画関係者の話を聞いてみよう!

  映画関係者によるトーク(映画監督、原作者、プロデューサー、出演者など)

 

 「アフターセミナー」作品の背景を知り理解を深める!

  専門家によるセミナー(その道の専門家・識者、大学教授など)

 

 「アフターライブ」で盛り上がろう!

   上映作品に関連するライブパフォーマンス(音楽家、芸術家、芸人など)

 

*上映会期間中の他の回を鑑賞したお客様であれば、

 スタンプカードの提示で、イベントにご参加いただけます。

特定非営利活動法人 埼玉映画ネットワーク

〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂2-3-10黒澤ビル3階

電話 048-762-9407(携帯電話 080-1368-7399)

Fax 048-762-9427

E-メール info@eiganetwork.or.jp

 

*土日祝日および各イベントの翌日は原則お休みを頂いております。

*訪問される際は必ず事前の連絡をお願いいたします。